オストメイトと公衆浴場

この前、オストメイトの方が公衆浴場で係員に退出させられたという記事を読みました。

人工肛門や人工膀胱を造設した人は外見は普通ですが、裸では健常者とは外見が異なります。

この退出させられた記事を読んで差別だと憤る人もいるかと思いますが、僕は仕方の無い事だと思いました。

僕は実際にオストメイトになるまでは人工肛門や人工膀胱について全く知りませんでしたし理解もしていませんでした。もし公衆浴場でオストメイトの方を見たら、好奇の目で見ていたでしょう。

世間ではまだまだオストメイトについて理解されていません。人の数だけ考え方も違い、気持ち悪く感じる人や何とも気にならない人もいるでしょう。

僕にとって人工肛門でオストメイトな事は大きな大きなコンプレックスです。

家族や本当に信頼できる友人以外には絶対に知られたくありませんし、カミングアウトしようとは思いません。
公衆浴場、海、プールなど人工肛門が見られる恐れがある所には絶対に近づきません。ですからオストメイトにもかかわらず公衆浴場に行ける方が純粋にすごいと思います。

他人の目を気にしてしまう自分では、できない行動です。

ですが、まだ世間ではオストメイトの認知度が低いので今回のような事案が起きてしまうのでしょう。

もっとオストメイトの認知度が高まり、肩身が狭い思いをしない社会になるのを願っています。

あとは悩みや気さくに話せる同世代のオストメイトの人と知り合っていき、オストメイト友達を作っていきたいです。欲張りすぎかな?笑

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