ストーマになってからのトイレ事情

人工肛門になってからはトイレ回数が激増しました。

健康な頃は大便は1日1〜2回でしたが、人工肛門造設後はトイレに1日20回以上行っています。

この前参加した若いオストメイト交流会でもトイレの話題になり皆さん苦労しているようでした。

僕は男なのでトイレの個室は空いてる場合もありますので女性の方よりは少し恵まれた状態なようです。

女性の方はトイレには個室しかなく、トイレの回転率も悪いので混雑して並んでいる光景をよく目にします。

障害者用トイレを使うにも、人工肛門がある内部障害者は見た目からは判断出来ないので、心ない言葉を言われてしまう事もあるのだとか…

女性の方よりは苦労しないとはいえ、僕もトイレで困る事はあります。

主に外食した時なのですが、お店に男女兼用でトイレの個室が1つしかない場合や、個室数が少なく満室でなかなか出て来ず待たされてしまいます。

ストーマは食後が最も便が出やすいので、すぐにパウチが便でいっぱいになってしまいます。
ですから、食後は頻繁にトイレに行きます。しかしトイレの個室が満室で便が捨てられなくパウチが破裂しそうになる時もあり、その時はヒヤヒヤします。
幸い数分後には個室が空くのですが、僕にとってその数分間はものすごく長く感じます。

結論として何が言いたいかと言うと、『もっとトイレの個室を増やして欲しい』です。

障害者用、和式、洋式、ボットン便所などなど何でも良いです。便が捨てられない事が1番困ります。

世間ではオストメイトへの理解が低いので障害者用トイレを使用すると心ない言葉を言われる場合があります。

その対策として障害者手帳を持ち歩き、何か言われた際に説明すると大抵の人は理解してくれます。

僕は何か言われても全く気にしないので障害者トイレも使いますが、気を使って障害者トイレを使わない人は、

手帳を持ち歩き説明する方法もあるので参考にしていただければ幸いです。

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